日本機械学会関西支部 | 2022.3.18更新 |
関西支部会員各位 一般社団法人日本機械学会 関西支部
記 第98期第1回支部専門部会の案内 |
日 時 | 2022年4月8日(金)16:00~18:00 |
会 場 | Web会議(Zoom) |
議 事 | 1.前回専門部会議事録の確認 2.講習会、定時総会講演会など集会事業に関する討議 3.専門部会活動に関する討議 4.専門分野での情報交換 |
各部会話題提供 | |
第1部会 | 「赤外線計測による機械・構造物の状態監視および非破壊検査技術の現状と今後の展望」
神戸大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 阪上 隆英氏
講演者がこれまでに取り組んできた,赤外線計測に基づく機械・構造物の状態監視および非破壊検査技術について,実施例を交えながら紹介する.また,データ解析あるいはドローン等の周辺技術を取り込んだ今後の高度化への展望について議論する. |
「Fe単結晶のせん断疲労特性に関する評価とモデル化」
日本製鉄株式会社 早川 守氏
Fe単結晶を対象とした単純せん断試験とせん断疲労試験を実施した.この試験結果を模擬するため,すべり面垂直方向引張応力による臨界分解せん断応力の低下を考慮した結晶塑性解析モデルの定式化を試みた. |
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第2部会 | 「サーモリフレクタンスイメージング法を用いたマイクロ連結構造体の温度特性評価」
京都大学 大学院工学研究科機械理工学専攻 巽 和也氏
サーモリフレクタンスイメージング法によるナノワイヤ群・マイクロ配線のジュール発熱・温度特性評価と,その結果を基にした確率連結を有する構造体のコンパクト熱モデル開発に向けた最近の試みについて紹介する |
第3部会 | 「産業用ガスエンジンの点火プラグに関する取り組み」
ヤンマーホールディングス(株) 武本 徹氏
産業用ガスエンジンは,天然ガス,水素インフラ拡張と共に,今後も伸長する.部品コストとして,点火プラグが多くを占め,耐久性向上が望まれている.耐久性と点火性能を両立する電界アシスト火花放電を考案し,効果を確認した. |
第4部会 | 「逐次位相シフトストロボ撮影を利用した画像振動計測法」
豊橋技術科学大学 松原 真己氏
大規模構造物を対象とした振動試験の大幅な簡略化を目指し,高計測分解能・広計測空間・高サンプリング周波数を並立した画像振動計測の開発を進めている.その根幹となる逐次位相シフトストロボ撮影法およびサブピクセル処理法について報告する. |
第5部会 | 「超臨界CO2ブレイトンサイクルのごみ発電への適用」
立命館大学 理工学部 名誉教授 吉原 福全氏
熱サイクルにおいて作動流体をCO2とすることにより,蒸気タービンの稼働温度域でガスタービンサイクルを行うことができ,蒸気サイクルに比べて高効率化とコンパクト化を図ることができる.本講演では超臨界CO2ブレイトンサイクルのごみ発電への適用について検討した結果について述べる. |