日本機械学会関西支部 | 2021.4.6更新 |
関西支部会員各位 一般社団法人日本機械学会 関西支部
記 第97期第1回支部専門部会の案内 |
日 時 | 2021年4月13日(火) |
会 場 | Web会議 |
議 事 | 1)前回専門部会議事録の確認 2)講習会、定時総会講演会など集会事業に関する討議 3)専門部会活動に関する討議 4)専門分野での情報交換 5)その他 |
各部会開催時間、話題提供 | |
第1部会 16:00~18:00 |
「プロペラファンの動作点と翼端流れ挙動の関係に関する実験的研究」
三菱電機(株) 中島 誠治氏
換気・空調機器等に広く使用されている半開放型プロペラファンについて,熱線流速計によるファン後流計測と圧力センサによるケーシング壁面圧力変動計測により,動作点と翼単流れ挙動の関係について調べた. |
「表面のひずみ分布から内部のき裂を推定する逆解析手法」
三菱電機(株) 梅田 政樹氏
表面のひずみ分布から内部のき裂を推定する逆解析手法を開発している.逆解析手法に,き裂が発生している断面の応力分布とクロススパース性を取り入れることで,き裂の推定精度を向上させた. |
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第2部会 17:00~18:30 |
17:00~17:50 「原子核物理の手法によるウルトラファインバブルの内部圧力測定」
京都大学 粒子線基礎物性研究部門 谷垣 実氏
近年幅広い分野で活用されているウルトラファインバブルは,その大きさゆえに基礎的物性の研究に困難が伴う.今回,原子核物理の手法を応用してウルトラファインバブルの内部圧力の測定に成功した.その手法や結果について紹介する. |
17:50~18:20 「産業用遠心圧縮機で発生する旋回失速に関する研究」
川崎重工業(株) 技術研究所 機械システム研究部 三浦 聡允氏
天然ガス開発で使用される遠心圧縮機では,高負荷作動時に旋回失速と呼ばれる流動現象に伴う軸振動トラブルが発生しやすことが知られている.旋回失速や軸振動の発生を連成解析を用いて高精度で予測する手法を開発したため,概要を紹介する. |
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第3部会 16:00~18:00 |
「油漏れ画像検査装置」
(株)クボタ 寺尾 元宏氏
本装置はトラクタ機体下面全域を対象とした油漏れ検査装置である.リフトアップした機体下部のスペースで撮影ユニットをYZスライダで移動・分割撮影を行い,画像処理で油候補を検出し,検査員に油漏れ発生(有無・部位)を通知する. |
第4部会 16:00~17:00 |
「音波を反射する方向を制御する音響メタマテリアルの研究」
(株)神戸製鋼所 技術開発本部 機械研究所 振動音響研究室 田淵 聡氏
音響メタマテリアルは形状や配置を工夫することにより一般的な音響材料とは異なる応答を示す構造物である.境界要素法による音響解析と最適化手法の組み合わせにより,音波の反射方向を偏向させる音響メタマテリアルの設計を検討した. |
第5部会 17:00~18:00 |
「インドネシア駐在記」
(株)小松製作所 開発本部 車両第2開発センタ 森 貞志氏
インドネシアにおいて技術者として感じた日本との差異,製造や生産における文化や国民性,興味深かった点等について,製品なども交えて紹介する. |