一般社団法人 日本機械学会関西支部

関西支部シニア会 「親と子の理科工作教室」の近況

  2025.5.1更新
教室代表:高岡大造

 昨今若者の理科離れの傾向が進み、日本の科学技術の発展に影響が出ることが懸念されています。日本機械学会関西支部シニア会では、この傾向に歯止めをかけるため子供達が理科に興味を持ち、将来の進路を科学技術の分野に向けて欲しいとの願いから、「親と子の理科工作教室」の活動を2008年に開始して以来17年が経ち、参加児童・生徒数の累計は2024年度末で7、800名を超えました。これまでの年度毎の実績については 資料1 を、 現在教室で開講出来る42テーマの概要については 資料2 をご参照ください。下の写真はテーマの完成品の一例と試走状況であり、どの教室でも子供達の楽しい歓声で包まれています。

 
  写真: レスキューロボットとその試走状況

 昨年度は、一般教室で18会場39教室、390名の参加、大阪市理科特別授業で2校4クラス、105名の参加がありました。各会場からは高評価を受けており、2023年度から開始しました大津市科学館は2023、2024年度に年1回の開催を、2025年度は3回まで増加させることで調整しています。また、新会場として、奈良平城公民館での教室を過日、3月8日に、教室活動を開始して以来、初めて、奈良県で開催することができました。なお、マイコンを使った新規テーマの開発などもあり、テーマの開発・刷新を進めています。このように、理科好きな子供達が増えることを願ってフル稼働しますのでご期待ください。
 なお、今年度の教室開催スケジュールについては会場場所の情報公開を待って順次 資料3 に掲載します。

 
 ・資料1 理科工作教室実績表
 ・資料2 理科工作教室テーマ概要集
 ・資料3 教室開催スケジュール (情報公開された一般募集分)