一般社団法人 日本機械学会関西支部

関西支部シニア会 「親と子の理科工作教室」の近況

  2023.5.1更新
2023/5教室代表:仲津英治

 昨今若者の理科離れの傾向があり、日本の科学技術の発展に影響が出ることが懸念されています。日本機械学会関西支部シニア会では、この傾向に歯止めをかけ子供達が理科に興味を持ち、将来の進路を科学技術の分野に向けて欲しいとの願いから、2008年に開始した「親と子の理科工作教室」の活動は以来15年が経ち、参加児童・生徒数の累計は2022年度末で6,800名を超えました。これまでの年度毎の実績については 資料1 を、現在教室で開講出来る34テーマの概要については 資料2 をご参照ください。下の写真はテーマの一例と完成品の試走状況であり、どの教室でも子供達の楽しい歓声で包まれています。

 
  写真: レスキューロボットとその試走状況

 しかしながら、2020年に端を発したCOVID禍の為に2年間は活動を中止せざるを得ませんでしたが、昨年度は条件付きで対面方式での教室開催が可能となり規模が縮小されたものの久し振りに子供達の楽しい声を聴くことが出来ました。今年度はその条件もなくなり一般教室は京阪神地区で14会場・24教室、大阪市理科特別授業は4校・8学級の規模で開催すべく準備を進めており、以前のような和気あいあいとした教室になるのを楽しみにしています。活動中止期間中に若手メンバーの入会やマイコンを使った新規テーマの開発があり、活発な活動を再開しますのでご期待ください。
 なお、今年度の教室開催スケジュールについては各教室の情報公開を待って順次 資料3 に掲載します。
 
 ・資料1 理科工作教室実績表
 ・資料2 理科工作教室テーマ概要集
 ・資料3 教室開催スケジュール (一般募集分) ←リンクをクリックするとご覧いただけます