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(社)日本機械学会関西支部 |
2008年3月更新 |
日本機械学会関西支部シニア会第3期(平成20年度)活動計画
| 1. | 運営基本方針(シニア会活動の理念) | |||
| (1) | 会員相互の親睦交流と情報交流を図る。 | |||
| (2) | シニアの経験・技術・知恵を次世代に伝授して、特に学生会や企業技術者を支援する。 | |||
| (3) | 関西支部の活動に協力し、会員増強など関西支部の発展に寄与する。 | |||
| (4) | これらの活動を通じて、会員のシニアライフに役立ち社会に貢献することを目指す。 | |||
| 2. | H20年度運営方針 | |||
| (1) | シニア会の第2期の諸活動を継承し、第3期として諸活動に対する課題を調査・検討するとともに新たなる活動を加え、関連部門と連携・協議して活動を企画・実施する。これらを通して、シニア会活動の基盤を強固にする。 | |||
| (2) | 活動の企画・実施を通じ、会員相互の親睦と情報交流を図り、会員の増強を目指す。 | |||
| 3. | H20年度活動計画 | |||
| 3.1 | シニア会総会・運営委員会 | |||
| ① | シニア会総会; 付帯行事として講演会、討論会、懇親会を開催 | |||
| 1) | H20年3月7日の第2期総会に基づき、第3期の活動を開始するとともに、 | |||
| 2) | H21年3月初旬に締めくくりの第3期総会を開催する。 | |||
| ② | 運営委員会; | |||
| 1) | 2ヶ月に1回を目処に運営委員会を開催する。 | |||
| 3.2 | 集会活動 | |||
| ③ | 学生会との交流会; 付帯行事として講演会、懇談会または討論会、懇親会を開催 | |||
| 1) | まず、支部学生会担当幹事・学生会運営委員とシニア会役員とでH20年度の役員交流会を開催し(6月頃予定)、学生会運営委員会、講演のあと、H20年度の関連諸問題について懇談するとともに、今後の交流・支援の方針・計画を検討する。 | |||
| 2) | 秋頃を目処に(工場見学の都合上、土曜日に限定しない)、シニア会・学生会参加の工場見学を行い、これに引き続き、シニア・学生交流会(講演のあと学生が司会するグループ討論会)を実施する。 | |||
| ④ | 企業技術者との交流会(地域技術活動活性化懇話会との交流会) | |||
| 1) | 地域技術活動活性化懇話会の9月の例会と共催し、工場見学、講演会、懇談会または討論会、懇親会を実施する。 | |||
| 3.3 | 支援活動 | |||
| ⑤ | 学生会に対する支援 | |||
| 1) | 前年度に引き続き、関西学生会卒研発表講演会のコメンテータ派遣依頼に協力する。また、「メカライフの世界」展への支援策を検討する。 | |||
| ⑥ | 大学等学生に対する技術伝承・支援 | |||
| 1) | 第2期で実施したアンケート結果、およびシニア会が提供できる講義、講演および支援内容等のメニュー作成に基づき、大学の非常勤講師(設計・製図を含む)、特別講義・特別講演の講師、学生のグループ研究活動支援者等の派遣を推進する。特に、シニア会会員の技術支援登録を基に、検討・対応していく。 | |||
| 2) | シニア会が提供できる講義、講演および支援内容等の充実を図る。 | |||
| ⑦ | シニアを講師とする講演会、討論会、講習会等の企画・開催 | |||
| 1) | ものづくり、エネルギー・環境、振動・騒音、技術経営、技術者教育、技術者倫理など企業技術者にとって身近なテーマで検討・企画・実施し、支部の企画を補完する。 | |||
| 2) | 企業調査によるニーズを反映して、中小企業の経営者クラスを対象とする講演会(無料を予定)、および企業の技術者を対象とする講習会(例えば設計者の養成を目的とし、教材等の費用を反映した有料を予定)を検討・企画する。 | |||
| 3) | 実施可能テーマが決まり次第開催する。 | |||
| ⑧ | 企業に対する技術・経営支援 | |||
| 1) | 神戸市機械金属工業会商工会議所、関西ニュービジネス協議会、クリエイション・コア東大阪などで実施した調査・支援に引き続き、各地域の支援団体から抽出される企業を対象に、企業技術者との交流、技術・経営相談等に関して調査・支援を継続する。 | |||
| 2) | 引き続き各所の技術支援要請に答えるとともに、本年度も各企業を訪問し、課題の抽出を試みる。 | |||
| ⑨ | 社会貢献への取組み | |||
| 1) | 小・中・高校生の理科離れ対策支援、ものづくり人材育成支援などを検討する(行政・支援団体との連携、科研費・補助金の導入を図る)。 | |||
| 2) | シニア活用プロジェクト: 本部の会員シニア活躍支援実施委員会提案の「理工系離れ対策へのOB人材活用」の企画を推進するために、8月に小中学生向けの理科離れ対策のイベント(機械の日関連行事)を開催する。企画・実施にあたっては、経験のあるシニア会員の参画を得る。 | |||
| 3.4 | 会員交流活動 | |||
| ⑩ | シニア会・シニア間、シニア相互の情報交流活動 | |||
| 1) | シニア会から会員への各種行事案内など情報提供のためにe-mailを積極的に活用し、さらに支部の情報交換ホームページも活用する。 | |||
| 2) | シニア会員相互の技術活動のノウハウを交流するため、第2期で立ち上げたサロン会を、6月、9月、12月の3回開催し、会員から順次話題提供をお願いし、情報の共有と懇親を深める。また、サロン会の分科会として同じく第2期に立ち上げたゴルフ分科会を1~2ヶ月毎に開催する。 | |||
| ⑪ | バス見学旅行 | |||
| 1) | 会員相互の親睦と技術見聞を深めるため、技術的に興味深いサイトをバス等により見学する企画を検討し、実施する。 | |||
| ⑫ | 会員増強活動 | |||
| 1) | 本会の諸活動を通じてPRによる入会促進を行い、新規入会員の開拓を図る。 併せて、定年退職される学会員に対して、入会キャンペーン等によるシニア会入会を促し、かつ学会そのものからの退会を防ぐ。 | |||
| 4. | 予算概要 | |||
| (1) | 第3期の予算は、総会後の4月の支部新幹事会審議を経て商議員会で決定される。 | |||
| (2) | 第2期の決算(支部交付金)は、1,589千円であった。第3期の予算は、1,600千円とする。予算決定次第、第3期の新役員会で具体的に執行する。 | |||
以上