「船舶に関する講演と見学会」開催報告
(2009年8月4日)
|
(社)日本機械学会関西支部企画の平成21年度「機械の日・機械週間」記念行事として、「船舶に関する講演と見学会」が三菱重工業(株) 殿のご協力を得て、2009年8月4日(火)に同社神戸造船所において開催されました。当日は猛暑にもかかわらず、学生35名を含む計75名の参加がありました。まず、東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 鵜沢 潔先生から「セーリングの魅力とヨットの科学」と題して、セーリングの魅力やセーリングのメカニズム、ヨットの構造や建造技術をわかりやすく解説していただくとともに究極のサステイナブルでゼロエミッションな輸送技術としてその利用が検討されている最新のセーリング技術について紹介いただきました。続いて大阪府立大学大学院工学研究科海洋システム工学分野 池田
良穂先生から「地球環境時代の輸送機関“船”-船が地球を救う-」と題して、大型タンカー、コンテナ船、世界最大の16万トンのクルーズ客船など最新の船舶を紹介いただくとともにその最新技術についてわかり易く説明いただきました。最後にコンテナ船建造に関する紹介ビデオにより事前に説明を受けた後、4班に分かれてコンテナ船の建造現場を見学しました。講演と見学を通して、参加者には造船技術の隅々まで応用されている機械工学の幅広さ、奥深さを実感していただける催しとなりました。末筆ながら、鵜沢 潔先生、池田
良穂先生、および呉 文雄副所長様はじめ三菱重工業(株)神戸造船所の方々に厚くお礼を申し上げます。
以下は当日の模様です。
|
|
参考:「船舶に関する講演と見学会」のご案内