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2010年7月27日
機械学会関西支部シニア会
会長 駒井謙治郎
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シニア人材バンクニュース(第4回)
1.2009年度シニア人材バンクプロジェクト活動の総括
(1)企業とシニア人材のマッチング活動成果
シニア会運営委員から構成されたナビゲータ(8名)は関西圏にある35社の企業を訪問し、各企業の抱える技術的課題を調査した。その結果、企業4社に対して6名のシニア人材とのマッチングを行い、4社/4名の支援実績を得た。
機械学会本部事業の内容は企業からの技術相談、基礎工学等の新人教育・出前講座等への対応も含んでいる。関西支部シニア会・シニア人材バンク事業も同様の活動を目的とる。しており、今後とも関西、関東で互いに補完しつつ両立の形で進めていく。
(2)「企業の技術課題とシニア人材のマッチングのためのフォーラム」の開催
平成22年1月13日(水)に大阪第一ホテルで、日本機械学会主催(企画:関西支部シニア会)、大阪商工会議所後援の元に下記の内容で開催された。
a.「日本機械学会のシニア技術者活躍の取り組み」
日本機械学会新現役チャレンジ支援事業委員会 委員長 村上俊明
b.「関西事業推進WG活動報告」 日本機械学会 関西支部シニア会
c.基調講演「生物多様性とサラヤ」サラヤ㈱ 代表取締役社長 更家悠介氏
d.事例発表
①シニア技術者に期待する ㈱カイバラ 技術部研究開発課長 荒木淑司氏
②シニア技術者に期待する ㈱タブチ 取締役管理本部長 中 雅之氏
③シニア技術者として 吉岡 肇氏
④シニア技術者として 大谷靖彦氏
シニア会から38名の参加があり、講師並びに関係者約10名、参加企業17社であった。
(3)シニア人材データベース検索システムの完成
機械学会本部成果として、約1,500名のシニア人材登録者データが機械学会ホームページに公開された。登録者氏名、連絡先は伏せられているが、職歴、業務内容、自己PR、などを機械学会会員のみならず、誰でも閲覧することができる。
2.2010年度シニア人材バンク事業計画
昨年度事業受託を受けた「新現役チャレンジ支援事業」は財務省予算執行調査の結果、本年度からは事業廃止となった。
本会の今年度のシニア人材活用に関する活動の基本方針は、昨年度実施したナビゲータの企業訪問方式によるニーズ調査・マッチング仲介を原則として行わず、支部H/Pに寄せられた企業からの支援要請を受け取る方式とする。したがって、Webベースでのニーズ把握とマッチング斡旋が原則となるが、必要に応じてシニア人材バンク事業委員による企業訪問も行う。
シニア人材バンク事業のPR並びに協業可能性の打診を大阪商工会議所、他に対して行う。
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以上 |
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