(社)日本機械学会関西支部 |
2010年3月更新 |
日本機械学会関西支部シニア会第5期(平成22年度)活動計画
1. | 運営基本方針(シニア会活動の理念) | |||
(1) | 会員相互の親睦交流と情報交流を図る。 | |||
(2) | シニアの経験・技術・知恵を次世代に伝え、特に学生会や企業技術者を支援する。 | |||
(3) | 関西支部の活動に協力し、その発展に寄与する。 | |||
(4) | これらの活動を通じて、会員のシニアライフに役立ち社会に貢献することを目指す。 |
2. | 平成22年度運営方針 | |||
(1) | 第4期の諸活動を継承し、第5期としての新たな活動を加え、関連部門と連携・協議して活動を企画・実施する。 | |||
(2) | 社会貢献の一環として、企業に対する技術・経営支援、理科工作教室の開催、学生に対する支援を実施する。 | |||
(3) | 発足以来のシニア会員の講演のうち有用なものを伝承するため、閲覧可能に努める。 | |||
(4) | 活動の企画・実施を通じ、シニア会活動の基盤を強固にし、会員相互の親睦と情報交流を図り、会員の増強を目指す。 |
3. | 平成22年度活動計画 | |||
3.1 | シニア会総会・運営委員会 | |||
① | シニア会総会;付帯行事として講演会、懇親会を開催 | |||
1) | H22年3月4日の第4期総会に基づき、第5期の活動を開始する。 | |||
2) | H23年3月初旬に締めくくりの第5期総会を開催する。 | |||
② | 運営委員会; | |||
1) | 2ヶ月に1回を目処に運営委員会を開催する。 |
3.2 | 集会活動 | |||
③ | 学生会との交流会;付帯行事として講演会、見学会、懇談会、懇親会を開催 | |||
1) | H22年度の役員・学生交流を兼ねシニアによる講演または工場見学会を実施する。 講演または見学会は学生にとって有益なものを企画する。 また懇談会は学生会による司会、卒研発表講演会の紹介、シニアの自己紹介など運営の活性化に努める。 |
|||
④ | 企業技術者との交流会(地域技術活動活性化懇話会との交流会) | |||
1) | 地域技術活動活性化懇話会の9月例会と共催し、工場見学、講演会、懇談会または討論会、懇親会を実施する。 |
3.3 | 支援活動 | |||
⑤ | 学生会に対する支援援 | |||
1) | 前年度に引き続き、関西学生会卒研発表講演会のコメンテータ派遣依頼に協力する。また、「メカライフの世界」展への協力内容を検討する。 | |||
⑥ | 技術伝承 | |||
1) | シニア会が提供できる講義、講演および支援内容に基づき、大学・高専の非常勤講師(設計・製図を含む)、特別講義・特別講演の講師、学生のグループ研究活動支援者等の派遣を推進する。 | |||
2) | 発足以来実施してきた講演のうち伝承すべきものを閲覧可能な電子情報として編集する。 | |||
3) | 支部の要請に応じて講習会や講演会への講師の派遣に努める。 | |||
⑦ | 企業に対する技術・経営支援 | |||
1) | シニア人材による関西の企業への支援活動の意義を重視し、活動を継続する。 | |||
2) | 昨年度実施のナビゲーターによる企業訪問は主たる活動とせず、関西支部ホームページを窓口として強化し、企業からの要請・依頼への対応を中心とする。 | |||
3) | このため、企業の技術課題の掲示板掲載、個人情報守秘に配慮したシニア人材データの公開、シニア人材の戦略的チーム編成、他機関との連携強化、活動のPRの強化、などを検討する。 | |||
⑧ | 理科離れ対策への貢献 理科工作教室を小学生を対象に前年度に引き続き開催する。 |
|||
1) | 地域への出張教室の展開 神戸、大阪、堺の教育センターにおいて出張教室を実施する。 回数:夏~秋に計3回程度 規模:1回につき3テーマ、2日間、児童数10-15人/テーマ 程度 |
|||
2) | 地方自治体による小中高等学校への理科特別授業制度が実現すれば講師を派遣し理科教育の充実に貢献する。 | |||
3) | 次の点につき運営の更なる充実をはかる。 (1)機械の原理と利便性の理解 (2)ものづくりの基本と楽しさの経験 (3)実施テーマの増加 (4)理解し易さの追求 |
3.4 | 会員交流活動 | |||
⑨ | シニア会・シニア間、シニア相互の情報交流活動 | |||
1) | シニア会員の相互交流を活発化するためEメールおよび支部のホームページを活用し会員への諸行事案内などの情報提供を行なう。 | |||
2) | シニア会員の有する技術ノウハウ交流と懇親を深めるため第2期で立ち上げたサロン会を、6月、9月、12月の3回開催し、会員から順次話題提供をお願いする。 | |||
3) | ゴルフ分科会はゴルフ理論の座学と実践の組み合わせで3ヶ月毎に開催する。 | |||
⑩ | バス見学旅行 | |||
1) | 会員相互の親睦と技術見聞を深めるため、興味深いサイトをバス等により見学する企画を検討し、実施する。 | |||
⑪ | 会員増強活動 | |||
1) | 本会の諸活動を通じてPRによる入会促進を行い、新規入会員の開拓を図る。併せて、定年退職される学会員に対して、シニア会会員であることの特典を周知し、入会キャンペーン等によるシニア会入会を促す。これにより会員数の維持・増加を期する。 |
4. | 予算概要 | |||
(1) | 第5期の予算は、3月の支部定時総会後の4月の新幹事会審議を経て商議員会で決定される。 | |||
(2) | 第5期の予算は、\1,600,000とする。予算決定次第、第5期の新役員会で具体的に執行する。 |
以上