一般社団法人 日本機械学会関西支部

関西支部シニア会会長挨拶

2021.5.12公開

第16期(2021年度)会長 古池治孝

 日本機械学会関西支部シニア会は、2006年4月に設立され、今期で15年目を迎えます。これまでの歴代会長はじめ関係者のシニア会発展のご尽力に感謝申しあげます。

 シニア会とは、機械に関連した技術や製造にかかわってきた同好のシニアが気楽に集まり、親睦を深める場であり、自己研鑽や社会貢献もできる場であります。会員数は200名強で、これまで親睦、社会貢献、情報交流など活発に活動してきました。

 ところが、2020年度以来、新型コロナウイルス禍により、リモートを主とした活動のみとなり、2021年度も、このコロナ禍が治まるかどうか難しい情勢となっています。前期に引続きこの1年、難しい舵取りをすることになりました。

 シニア会は、本来、私たちが対面してこそ生まれる独特の空気感を大事にしなければならないと考えています。リモートの対応ではどうにもならないものです。それでも、このコロナ禍を何とかしのいで、来たるべき将来のために、準備を怠らないでいきたい、今期はそういう1年となるでしょう。

 それでも、早い機会にこれまで通りの活動が再開できることを期して、会員の親睦、情報交流活動で、特徴ある技術をもつ企業の見学会や機械・産業遺産ツアーの再開を検討します。企業のものづくりの現場にシニアを誘い、企業への助言や討論はどちらにとっても興味深いものとなるでしょう。また、情報交流サロンは、会員の経験に基づいた話題提供と議論によりシニアの親睦を深めますが、しばらくはリモートでの活動となります。

 支援活動では、従来通り、大学、高専への非常勤講師の紹介や学生会との交流、卒業研究発表会へのコメンテータの派遣を行います。企業への技術支援および教育は、材力・強度および振動・騒音に引き続き、熱・流体、潤滑、機械加工のカリキュラムを充実させ、今後の実施に備えます。また、支部と協調して、機械学会会員に有益な講習会など引き続き検討します。

 好評を得ている親と子の理科工作教室では、いままでに累計6,500名を超える児童が参加し、その活動は高く評価され、理科離れ防止に貢献しています。これについても、コロナ禍の状況が改善され、何とか年度内に教室が再開できるよう準備を怠りなく進めていきます。

 しばらくはリモートでの活動となりますが、このコロナ禍を何とかしのいで、シニアにとって有意義となる活動を続けていきたいと思っています。シニア会員と関連の皆様方のご理解とご協力を切にお願いいたします。

 なお、シニア会も発足以来すでに10数年たちました。どの組織でもそうですが、若返りが必要です。活力をお持ちのシニアの入会を歓迎します。シニア会において、ご自分の経験、知識、技術を生かしつつシニアの親睦を深め、楽しみながら自己研鑽や社会貢献に参加されますことを願っています。

以上