2023.9.1公開 |
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会 場 | オンライン(Webexを利用) | |||||
趣 旨 | 日本では戦後の高度成長期から,欧米先進国より導入した技術を活用し,安い労働力と生産現場での創意工夫によって安価で品質の良いモノづくりで発展してきましたが,このビジネスモデルは新興国へシフトしています.今後も発展を持続するためには,これまでの発展を牽引してきた技術と社会システムにイノベーションが必要と言われています.このような背景の中,社会を牽引するイノベーション創出のために,例えばIoT・AIを利用したDXや様々な分野間の連携が進められており,その担い手である技術者・科学者への期待が膨らむとともに,技術者・科学者が果たすべき責任も重くなってきています.その中でも様々な産業と密接に関連する機械工学に携わる技術者・研究者は,イノベーション創出のなかで中心的な役割を果たすことが期待されています. 本セミナーでは,以上のような観点から,技術者,研究者の活躍を推進するため,政策や教育制度,自らに求められる行動様式,学習など様々な視点から,参加者の方々が今後の活動のヒントとなるような具体的な取り組みについて第一線で活躍する講師の方々から話題提供を頂きます.技術者,研究者が将来のキャリア形成に向け,より効率的にステップアップできるような有益な内容をとなっておりますので,技術マネジャー,中堅・若手技術者の方々はもとより,学生や教員の皆様にも,多数ご参加頂きますようお願いします. |
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キーワード | 技術者,イノベーション,キャリア形成,教育制度,行動様式 | |||||
プログラム | ||||||
時間 | 題目 | 内容 | 講師 | |||
13:30~13:40 | 開会挨拶 | 日本機械学会関西支部 支部長 三宅 俊也 |
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13:40~14:40 | 変化した価値創造活動と技術者の役割及び求められる人材像 | 急速に変化している世界の産業界において,日本産業の復活にはイノベーションしかない.イノベーションにおける技術の位置付けが大きく変化している中で日本企業が適切に対応できていない.これは経営の問題もあるが,その中心的な存在である技術者の考え方,行動様式にも変化が必要であるが,適切な対応ができていないところにも原因がある.本講演では,世界における日本産業界の状況を概観し,再生へ向けて真のイノベーションを再確認した上で,その活動の中心となる技術者の在り方,求められる人材像および行動様式などについて考える. | ビジネス・ブレークスルー大学大学院 客員教授 TIMコンサルティング 代表 元東京工業大学イノベーション人材養成機構 特任教授 古田 健二 |
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14:45~15:45 | 日本の生産性を向上させる学習(JABEEの教育システムの根幹をなすリベラルアーツと行動特性) | マズローの5段要求を段階的に満たし,7つの習慣でブレインストーミングを行い,社会の要望と言う概念と既有知識(概念)をつなげ,時に新しい概念を追加して,問題解決方法を思考し,新しい概念を生み出すとともに,思考段階で芽生えた自己実現要求を達成することは学びの楽しみである.この教育手法を試みているが,これは成人や社会人本来の生き方に通じる.本講演では実践事例と効果について紹介する. | 東京都市大学 理工学部 機械工学科 准教授 小林 志好 |
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15:50~16:50 | 専門性を軸とした人材育成と多様な働き方の実践について | 今年度から導入した専門性を軸とした人材育成において,社員が自律的なキャリア形成や専門性向上に取り組むための支援施策やスキル認定制度,キャリアデザイン室の設置等を紹介する.加えてNTT西日本で導入しているリモートワークやフレックスタイム制度をはじめとした多様な働き方の実践内容についても紹介する. | NTT西日本 総務人事部 人材開発部門 エキスパート育成担当 担当課長 光藤 直人 |
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16:50~17:00 | 閉会挨拶 | 日本機械学会関西支部 副支部長 松原 厚 |
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定 員 | 100名 | |||||
申込締切 | 2023年11月10日(金) | |||||
聴講料 (税込) |
正員 5,000 円 (学生員 無料) 会員外 15,000 円 (会員外学生 無料) ※協賛団体会員の方は本会会員と同様にお取り扱い致します. ※学生員から正員資格へ移行された方は,卒業後3年間,学生員価格で参加可能です.申込フォームのチケット種別は「正員(学生員から正員への継続特典対象者)」を選択し,通信欄に卒業年と卒業された学校名をご入力ください. |
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申込方法 | Peatix(ピーティックス)にて受付いたします. Peatixの導入について(https://www.jsme.or.jp/event-peatix/ )に記載の注意事項を予めご一読の上,下記よりお一人ずつ個人単位でお申込みください. https://jsmekansai2023ss.peatix.com ■参加費については,11月10日(金)までに決済をお願いいたします.ご入金が確認出来た方には視聴用のURLをお送りいたします. ■決済はクレジットカード,コンビニ/ATMが選択可能ですが,コンビニ/ATMでのお支払いの際は,1件あたり220円(税込)の手数料をご負担いただきます. ※コンビニ/ATMでのお支払いは,申込締切日の 1 日前に締め切られます. ■原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います. |
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お申込みの際の注意事項 | ■本セミナーは,Webexを利用してオンラインで開催致します. ■お申込1名につき視聴は1名に限ります. ■遠隔セミナー参加のための技術的なサポートはできませんので,ご了承下さい. ■参加者による,セミナーの静止画/動画撮影,録音は禁止です.「レコーディング」ボタンで録音することは法律で禁止されています. ■当日発表の音声,スライドの著作権は発表者に帰属します. ■受講者が利用する接続端末,回線のトラブルで受講に支障をきたした場合には,本会では責任を負いかねます. ■必要なもの ・視聴用のパソコン *必須 ・イヤホンまたはスピーカー(PC に内蔵されているもので構いません)*必須 ・マイク(質問をする際に必要となります) ・有線または無線ブロードバンドのインターネット接続 *必須 ■事前にWebex の動作確認をした上でご参加下さい. ■Webex の事前テスト方法 以下から各自でご確認下さい. https://www.webex.com/ja/test-meeting.html |
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その他 | お申込みの際にご提供いただいた個人情報は,当該行事の運営業務のために利用するほか,当支部が主催する講習会・セミナーのご案内のために利用させていただきます.今後のご案内が不要の場合はお知らせください. | |||||
主催・ 問合せ先 |
一般社団法人日本機械学会関西支部 〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センタービル内 TEL:06-6443-2073 FAX:06-6443-6049 E-mail:info@kansai.jsme.or.jp |
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協賛団体 | 可視化情報学会,計測自動制御学会関西支部,精密工学会関西支部,システム制御情報学会,日本金属学会関西支部,日本計算工学会,日本材料学会関西支部,日本塑性加工学会関西支部,日本マリンエンジニアリング学会,化学工学会関西支部,日本伝熱学会,日本航空宇宙学会関西支部,溶接学会関西支部,日本船舶海洋工学会関西支部,日本冷凍空調学会,日本燃焼学会,日本鉄鋼協会関西支部,自動車技術会関西支部,ターボ機械協会,日本バーナ研究会,滋賀経済産業協会,京都工業会,奈良経済産業協会,兵庫工業会,大阪科学技術センター,日本技術士会近畿本部 |