2022.4.27公開 5.26更新 |
【お知らせ】 2022.5.26 講師ご都合により、下記の通り、第2日目の廣田氏と西原氏の講義順が入れ替えになりました。 |
日 時 |
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会 場 | オンライン(Webex を利用) | |||||||
趣 旨 | 流れと構造物が連成して発生する流体関連振動は,発電所,化学プラント,冷熱空調装置等に組み込まれた,多岐に亘る関連機器やシステムの安全性,健全性を損なう主要因の一つであり,関連業界から強い関心を持たれています.2003年に国内大学・企業の第一線で活躍している人々が協力して,流体関連振動に関する知見と特に設計者や現場担当者が知っておくべき基礎的な事柄を集約した「事例に学ぶ流体関連振動」を出版しました.2008年には時代のニーズにより広く対応するため,「流体-構造連成系の振動」と「回転機械の関連する振動」を加えた第2版を刊行し,さらに2018年には「数値流体力学の適用方法」を加えた第3版を刊行しました.この第3版に基づいた成果を広く活用して頂くため,設計・製造・開発部門などで流れによって生じる構造物の振動問題を扱う必要のある方々や,現場で日々プラントの運転維持に努めておられる方々のお役に立つように,基礎知識となるモデル化の方法や基本的メカニズムを初心者にも理解できるようにわかりやすく解説します.また産業界で経験することの多い重要な様々な現象について,具体的な事例を示しながらその予測法と防止法を概説します.この分野に取り組まれている中堅技術者や研究者はもとより,若手技術者の研鑽の場として,是非ご参加ください | |||||||
キーワード | 流体関連振動,流体-構造連成,弁・配管,回転機械 | |||||||
題目・内容・講師 | ||||||||
時間 | 題目 | 内容 | 講師 | |||||
第1日目:7月26日(火) | ||||||||
9:40~11:00 | 基本メカニズム | 流れに起因する構造物の振動問題に関する従来の知見の概説と,1自由度系,多自由度系の運動方程式で記述される振動系が自励振動に至るメカニズム等について説明する. | 早稲田大学 教授 金子成彦 |
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11:10~12:00 | モデル化の方法 | 現象のモデル化に関する基本的な手続きと流動励起振動現象理解のための基礎的知識について学習し,以降の分野別解説の基礎とする. | 東芝エネルギーシステムズ(株) 根本 晃 |
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13:00~13:50 | 構造物に直交する流れによる振動(単体) | 単体の機器構造物に直交する流れによる渦励振,自励振動,ランダム振動現象と評価手法について解説するとともに,事例をもとにその対策案について紹介する. | 東芝エネルギーシステムズ(株) 根本 晃 |
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14:00~14:50 | 構造物に直交する流れによる振動(複数体) | 複数本の構成要素から成る機器構造物に直交する流れによる渦励振,自励振動,ランダム振動現象と評価手法について解説するとともに,事例をもとに対策案について紹介する. | 三菱重工業(株) 西田慎吾 |
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15:00~15:50 | 管外平行流れによる振動 | 管外の流れにより配管に生じる振動問題について事象とその評価方法,事例をベースにした対策法について紹介する. | 電力中央研究所 稲田文夫 |
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16:00~16:50 | 管内流れによる振動 | 管内の流れにより配管に生じる振動問題について事象とその評価方法,事例をベースにした対策法について紹介する. | 青山学院大学 教授 渡辺昌宏 |
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第2日目:7月27日(水) | ||||||||
9:00~10:00 | 配管内圧力脈動 | 圧縮機,ポンプ・水車に起因する配管内の圧力脈動現象について説明すると共に,具体的事例を織り交ぜながら,その評価方法や対策方案について紹介する. | (株)コベルコ科研 加藤 稔 |
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10:10~11:00 | 水撃現象 | 配管系で経験される水撃現象の基礎と水撃トラブルの具体例,代表的な水撃解析の方法等について説明し,設計実務における水撃対策の留意点と配管設計上の判定基準について解説する. | 東洋エンジニアリング(株) 家合克典 |
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11:10~12:00 | 流体-構造連成系の振動 | 流体-構造連成系の振動評価における基本的な流体力の扱い方として重要な,付加質量や流体減衰の評価法について解説する.また,容器内の液面揺動や,容器とその内部の流体の連成振動についても解説する. | 電力中央研究所 西原 崇 (※講義順変更)
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13:00~13:50 | 熱に起因する振動 | 熱に起因する振動・騒音現象について研究動向と現場の状況を紹介し,発生メカニズムとその解析法・評価方法を解説する.また多くの実例をもとにした防止対策法について述べる. | 早稲田大学 准教授 上道 茜 |
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14:00~14:50 | 回転機械の関連する振動 | 翼および翼列の振動,部分的に液体を満たす回転体の振動およびシール流れに起因するロータの振動について,それらの現象,評価方法および対策法について紹介する. | 徳島文理大学 教授 石原国彦 |
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15:00~15:50 | 弁・剥離流による自励音 | 弁体の自励振動,弁と管路内流体との連成振動,キャビティートーン,多孔板の自励音等のはく離による自励音について説明し,具体的事例及び対策方法について紹介する. | 三菱重工業(株) 総合研究所 廣田和生 (※講義順変更)
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16:00~16:50 | 数値流体力学の適用方法 | 流体関連振動の数値シミュレーションの基礎事項および実用上の注意事項を解説するとともに,事例をもとに数値シミュレーション結果の評価方法について紹介する. | 電力中央研究所 米澤宏一 |
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定 員 | 100名 | |||||||
申込締切 | 2022年7月19日(火) | |||||||
聴講料 (税込) |
会員 35,000円(学生員15,000円) 会員外55,000円(会員外学生20,000円) ただし,いずれも教材「日本機械学会編 事例に学ぶ流体関連振動(第3版)技報堂出版」1冊分の代金含みます. ※学生員から正員資格へ移行された方は,卒業後3年間,学生員価格で参加可能です.申込フォームの会員資格は「正員(学生員から正員への継続特典対象者)」を選択し,通信欄に卒業年と卒業された学校名をご入力ください. ※協賛団体会員の方は本会会員と同様にお取り扱いいたします |
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申込方法 | イベントペイで受付いたします. イベントペイの導入について( https://www.jsme.or.jp/20200828-2/ )に記載の注意事項を予めご一読の上,次の申込ページより1名ずつお申込みください. 申込ページ【https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=0638062552488665&EventCode=5279718962】 ■参加費については,7月19日(火)までに決済をお願いいたします.ご入金が確認出来た方には詳細を記載した受講票をお送りいたします. ■お申込み時のご登録住所に,受講票およびテキストを郵送いたします. ■参加登録のシステム利用料として,上記聴講料とは別に220円(税込)をご負担いただきます. ■お支払い方法は「クレジットカード決済」「コンビニ決済」「ペイジー決済」のいずれかとなります. ■「クレジットカード決済」は即時決済となります. ■「コンビニ決済」「ペイジー決済」でお申込の方は,支払期限内にお支払手続きをお願い致します.期限を過ぎますと自動的に申込キャンセルとなります. 申込完了後に送信されますメールに支払期限等記入されておりますので,必ずご確認下さい. ■領収書は決済完了メールに記載のURLより,参加者ご自身で取得頂けます.宛名などにご要望がある場合は対応いたしますので,お申込み手続き完了後,事務局までお申し出下さい. ■原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います. |
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お申込みの際の注意事項 | お申し込みの際の注意事項 ■本講習会は,Webexを利用してオンラインで開催いたします. ■新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため,視聴される方の安全を考慮し,複数人での視聴ではなく個人単位でお申込み下さい. ■遠隔セミナー参加のための技術的なサポートはできませんので,ご了承下さい. ■参加者による,セミナーの静止画/動画撮影,録音は禁止です.「レコーディング」ボタンで録音することは法律で禁止されています. ■当日発表の音声,スライドの著作権は発表者に帰属します. ■受講者が利用する接続端末,回線のトラブルで受講に支障をきたした場合には,本会では責任を負いかねます. ■必要なもの ・視聴用のパソコン *必須 ・イヤホンまたはスピーカー(PC に内蔵されているもので構いません)*必須 ・マイク(質問をする際に必要となります) ・有線または無線ブロードバンドのインターネット接続 *必須 ■事前にWebex の動作確認をした上でご参加下さい. ■Webex の事前テスト方法 以下から各自でご確認下さい. https://www.webex.com/ja/test-meeting.html |
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その他 | お申込みの際にご提供いただいた個人情報は,当該行事の運営業務のために利用するほか,当支部が主催する講習会・セミナーのご案内のために利用させていただきます.今後のご案内が不要の場合はお知らせください. | |||||||
主催・ 問合せ先 |
一般社団法人日本機械学会関西支部 〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センタービル内 TEL:06-6443-2073 FAX:06-6443-6049 E-mail:info@kansai.jsme.or.jp |
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共 催 | 機械力学・計測制御部門 | |||||||
協 賛 | 精密工学会関西支部,日本航空宇宙学会関西支部,日本材料学会関西支部,日本建築学会近畿支部,土木学会関西支部,自動車技術会関西支部,日本フルードパワーシステム学会,日本ロボット学会,日本ガスタービン学会,日本船舶海洋工学会関西支部,日本騒音制御工学会,日本マリンエンジニアリング学会,農業食料工学会,電気学会,ターボ機械協会,日本工作機械工業会,日本工作機器工業会,京都工業会,兵庫工業会,奈良経済産業協会,滋賀経済産業協会,大阪科学技術センター,日本技術士会近畿本部 |