2007.6.25更新
協 賛 | 日本ガスタービン学会,可視化情報学会,計測自動制御学会関西支部,精密工学会関西支部,システム制御情報学会,日本金属学会関西支部,日本計算工学会,日本材料学会関西支部,日本流体力学会,日本塑性加工学会関西支部,日本マリンエンジニアリング学会,化学工学会関西支部,日本化学会,日本伝熱学会,日本航空宇宙学会関西支部,溶接学会関西支部,日本船舶海洋工学会,日本冷凍空調学会,日本燃焼学会,日本鉄鋼協会関西支部,自動車技術会関西支部,ターボ機械協会,日本バーナ研究会,滋賀経済産業協会,京都工業会,奈良工業会,兵庫工業会 | ||||||
日 時 |
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会 場 | 神戸大学瀧川記念会館 兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1/電話 078-881-1212(代) 阪急電車神戸線「六甲」駅下車バス10分,JR東海道本線「六甲道」駅下車バス15分 阪神電車「御影」駅下車バス20分,新幹線「新神戸」駅下車タクシー15分. (市バス36系統「鶴甲団地」行乗車,「神大文・理・農学部前」「神大本部・工学部前」下車) |
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趣 旨 | 近年,原油やガスなどの化石燃料資源の高騰,およびCO2による地球温暖化防止から省エネルギーが大きな社会的関心事となっています.このような社会情勢を考慮して,本講習会では各分野の第一線でご活躍の先生方を講師にお迎えして,新エネ・省エネなどのエネルギー関連技術を特集してご講演を頂きます.加えて,大学の研究室の先生方に熱流体計測の基礎技術を実演して頂きますので,その見学を通して測定や現象の基本原理の理解も深められると考えます.大学院生・企業の若手技術者のみならず,各分野の中堅技術者の方にも興味を持って頂ける有益な内容となっておりますので,多数の方のご参加を希望いたします. |
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キーワード | 新エネ:波力発電,バイオディーゼル燃料,家庭用燃料電池 省エネ:鉄道車両(新幹線),自動車用パワートレーン,航空機,ルームエアコン 実演見学:神戸大学研究室(熱流体計測) |
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題目・内容・講師 | |||||||
9月20日(木) | |||||||
時間 | 題目 | 内容 | 講師 | ||||
9:20~10:40 | ジャイロを利用した高効率波力発電装置 | 自然エネルギー発電の1つとして新しい原理に基づく波力発電装置の開発を進めている.浮体の揺れをジャイロモーメントにより直接発電機の駆動力に変えるもので従来の空気タービン方式より高効率が期待できる. | 神戸大学大学院 工学研究科機械工学専攻 神吉 博 |
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10:50~12:10 | バイオディーゼル燃料の製造・特性とその将来展望 | ディーゼル機関用のバイオ燃料の一つである,植物油やその廃食油の脂肪酸メチルエステル燃料の製造方法とディーゼル燃料としての特性や課題,ディーゼル機関に利用した際の機関性能・排気特性,バイオディーゼル燃料の展望について紹介する. | 滋賀県立大学 工学部機械システム工学科 山根 浩二 |
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13:10~14:30 | 空気抵抗低減による鉄道車両の省エネ性能の向上 | レール/車輪方式鉄道はころがり抵抗などの機械抵抗が非常に小さい.しかし,高速化とともに空気抵抗が急激に増大する.本講では,近年高速化が進む新幹線/在来線車両の空気抵抗について,走行試験による空気抵抗の評価,各種低減対策の風洞試験による評価,トンネル走行時の空気抵抗などの項目について紹介する. | (財)鉄道総合技術研究所 環境工学研究部空気力学研究室 飯田 雅宣 |
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14:40~16:00 | 自動車用パワートレーンにおける省エネ技術 | 自動車用パワートレーンでは,部品レベルの効率改善とハイブリッドに代表されるシステム効率改善による省エネ技術が共存している.両者について技術動向,相乗効果を得るために留意すべき事項,新しい評価方法などについて説明する. | ダイハツ工業(株) 滋賀テクニカルセンター先行技術開発部 芹澤 毅 |
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16:10~17:30 | ルームエアコンにおける最近の省エネ技術動向 | エアコンの商品力において,省エネルギーは常に最大のポイントであり,最近は環境問題も加わって,技術開発競争は一層激化している.今回は,自動フィルタ清掃機能等,ソフト面からのアプローチも含め,最近の省エネルギー技術動向について解説する. | 松下電器産業(株) 松下ホームアプライアンス社冷熱空調研究所 杉尾 孝 |
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9月21日(金) | |||||||
9:20~10:40 | 家庭用燃料電池コージェネレーションの開発状況 | 発電効率が高く,熱電比の小さい固体高分子形燃料電池(PEFC)や固体酸化物形燃料電池(SOFC)が注目されている.今回SOFCを中心に,家庭用コージェネレーションの開発動向を説明する. | 大阪ガス(株) エネルギ技術研究所 栢原 義孝 |
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10:50~12:10 | 航空機における省エネ技術への取組み | 航空機の開発はこれまで高速化,大量輸送化等とともに燃費向上を目指して進められてきた.近年特に燃料費の高騰によりそのニーズが高まっている航空機の省エネ技術について,これまでの開発の歴史と現在の活動について述べる. | 三菱重工業(株) 名古屋航空宇宙システム製作所研究部 葛原 正 |
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[研究室における熱流体計測実演見学] | |||||||
13:10~14:10 | 実演内容の概要説明 (4テーマについて説明) |
最近の高度な計測機器はコンピュータ制御されており,デモ等で計測器の操作を見学すれば,操作法や測定性能は解るが,その装置固有のソフトウェアの操作を理解するだけになってしまうことが多い.本実演見学では,下記の基礎的な熱流体計測を見学することで,測定の基本原理を理解することにより,試験装置等の設計・製作に応用できることを目的としている. | 神戸大学大学院 工学研究科機械工学専攻 竹中 信幸 浅野 等 細川 茂雄 杉本 勝美 |
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14:20~17:00 | 研究室における実演見学 (4班に分かれて見学) |
・LDV計測 ・流れの可視化(トレーサ法) ・ボイド率計測 ・沸騰熱伝達実験 (注意)上記テーマは若干の変更の可能性有. |
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17:10~17:30 | 実演に関する質疑応答 | ||||||
定 員 | 100名 | ||||||
聴講申込締切 | 2007年9月13日(木)(定員に余裕があれば,2日前まで申込みを受け付けます) | ||||||
聴講料 |
〔2日間の参加の場合〕 |
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教材のみ | 教材のみご希望の方は,1冊につき会員4,000円,会員外5,000円を添えてお申し込み下さい(送料は不要). 講習会終了後発送致します. |
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申込方法 | 受付を終了しました. |
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その他 |
(1)申込受付後,聴講券をお送りしますので両日とも必ずご持参下さい. |