一般社団法人 日本機械学会関西支部

(社)日本機械学会関西支部 2008.9.5更新

定員に達しましたので申込受付を締切りました。

関西支部企画・緊急フォーラム
地球温暖化防止・エネルギー問題に機械技術が今どう取組むべきか

日 時 2008年9月12日(金)13:00-17:30
会 場 ヴィアーレ大阪 2F安土

大阪市中央区安土町3-1-3/TEL.06-4705-2411(代)/地下鉄御堂筋線・中央線「本町」駅1号出口より東へ徒歩3分
趣 旨 地球温暖化防止,低炭素社会の構築は,世界的にも今や待ったなしの最重要課題となっています.この難問を克復する鍵は技術開発にあるといわれています.2008年7月の洞爺湖サミットでも地球温暖化問題が重要議題の一つとして取り上げられています.この機会に,地球温暖化防止・エネルギー問題に深くかかわる機械工学・機械技術に対しどのような貢献が期待されているか,現状の技術分析のもと今後どのような展開が可能かを俯瞰的に議論し,さらに機械工学,機械工業に携わる者が,今何をなすべきかについて討論します.多数のご参加をお願いします.
時間 題目 内容 講師
13:00〜13:05 開会挨拶 日本機械学会関西支部
支部長  久保 司郎
〔大阪大学〕
13:05〜13:55 【基調講演】
「ポスト京都議定書の枠組みと日本の対応について」
洞爺湖サミットにおける地球環境問題の議論の内容を紹介するとともに,COP15に向けて目指すべき国際的合意の方向性とわが国の対応,並びに低炭素革命に向けた取組み等について述べる. 経済産業省
大臣官房審議官
(環境問題担当)
   有馬  純
13:55〜14:25 「希少元素の有効利用と循環性に優れた軽量金属材料の高性能化」 低炭素社会を実現するためには,自動車など輸送機器の軽量化と希少元素の有効利用による循環・環境調和は重要な課題である.本講演では,軽量化に貢献する金属系機械材料のライフサイクルと高性能化の取組みについて述べる. 物質・材料研究機構
新構造材料センター
軽量材料グループ長
   向井 敏司
14:25〜14:55 「持続可能なものづくりに向けたエコデザインの役割」 低炭素社会の構築に向けて,我が国の製造業の姿も大きく変容することが予想される.本講演では,このような製造業の将来シナリオを描くことと要素技術を有機的にシステム化する技術の必要性とそこにおけるエコデザインの役割を述べる. 大阪大学 大学院工学研究科 機械工学専攻
教授
   梅田  靖
14:55〜15:10 休憩
15:10〜15:40 「関西電力における電力供給の現状と地球環境問題への取組み」 電力会社としてエネルギーセキュリティーの確保を図りつつ,発電側での環境負荷低減,利用側でのエネルギー利用の効率化や再生可能エネルギーの活用など幅の広い取組みを推進してゆく必要がある.本講演では,当社での基本的考え方を概説するとともに様々な取組みを紹介する. 関西電力? 常務取締役

   藤井 眞澄
15:40〜16:10 「分散エネルギーシステムを用いた天然ガスの有効活用への取組み」 クリーンな天然ガス利用の分散エネルギーシステムの普及は,環境・省エネ面で大いに期待される.本講演では,燃料電池やガスエンジンの効率向上への取組みと民生・業務用への新熱電供給システムの開発状況を述べる. 大阪ガス? 常務取締役

   平野 茂樹
16:20〜17:30 全体討論 全産業分野,とりわけ製造分野における環境技術の取組みの独自性および国際競争力に関して,機械工業,機械工学分野の果たすべき役割について,講師をパネラーとした総合討論を行う. 【司会】
日本機械学会関西支部
前期支部長 鳥越邦和
〔ダイキン工業?〕
久保 司郎〔大阪大学〕
(やむをえない事情により講師が変更となることがあります.あらかじめご了承ください)
定 員 180名
申込締切 2008年9月5日(金)
参加費

無料 (非会員の方でも参加できます.)

申込方法 受付を終了しました.
定員に達しましたので申込受付を締切りました。
問い合わせ先 (社)日本機械学会関西支部
〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル内
電話 (06) 6443-2073 FAX (06) 6443-6049
E-mail:jsme@soleil.ocn.ne.jp